フルーツ断食とは、言葉通り、フルーツを食べる断食法です。
フルーツデトックスとも呼ばれています。

断食と聞くと、食事を完全に絶って空腹に耐える苦しいイメージがある方もいるでしょう。
しかし、フルーツ断食ではルールの中で美味しいフルーツを楽しめるため、多くの人から人気があります。

また、ルールが簡単な点も魅力です。
2～3日の間は加熱していないフルーツのみを摂るというもので、手間のかかるような準備は必要ありません。

フルーツ断食は「初めて断食に挑戦する人」や「他の断食法で挫折してしまった人」におすすめです。

 

フルーツ断食含むプチ断食では、主に以下のような効果を期待できます。

【フルーツ断食で期待できる効果】 断食の効果と聞くと、ダイエット効果が一番に思いつく人も多いでしょうが、その他にもさまざまな効果を期待できるのです。

また、取り入れるフルーツによって摂取できる栄養素は異なっています。
以下では、フルーツの代表的な栄養素と得られる効果を紹介します。

【栄養素別！得られる効果】 どの栄養素を多く含むフルーツを食べるかによって、得られる効果も異なるでしょう。
フルーツを選ぶ際は、食べやすさだけではなく、含まれる栄養素を意識することもおすすめです。

記事の後半でフルーツごとに含まれる栄養素を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

 

この章では、フルーツ断食のやり方について解説します。

フルーツ断食の流れは、以下の通りです。

【フルーツ断食の流れ】 フルーツのみを食べる断食期をいきなり開始するのではなく、まずは少ない食事量に胃腸を慣らす準備を設けます。
食事量のいつもの8割程度に抑え、高脂質なものなど胃腸の刺激になるものも避けましょう。

そして、少ない食事量に慣れてきたら、断食期に入ります。
果物や水を摂る頻度に決まりはありませんが、午前中に摂るフルーツは1種類にしましょう。
複数の果物を同時に摂ると酵素の効果が反発してしまい、午前中に高まっている排泄力が弱まってしまうからです。

2～3日の断食期を終えたら、通常の食事量や食事内容に戻す復食期を設けます。
いきなり通常の食事に戻すとリバウンドを起こしてしまうため、断食の成功には欠かせない期間です。

ちなみ、以下の記事でプチ断食の流れについてさらに詳しく説明しているため、ぜひ併せてご覧ください。

プチ断食のやり方と5つの効果を解説！注意すべきポイントは？

 

この章では、代表的なフルーツの栄養素を一覧で紹介します。
気になるフルーツにはどんな栄養素が多く含まれているのか、確認してみてください。  

これまでフルーツ断食の効果や実践方法について解説してきました。
しかし、「フルーツ断食って本当に効果があるの...？」と気になっている方もいるでしょう。

そこで、この章ではフルーツ断食を実践した人の口コミを複数紹介します。

ます、以下の口コミは2日のフルーツ断食で2kgの減量に成功した人のものです。
 

フルーツ断食終了🙏✨
2日目はそこまで減らなかったけど2日で2㌔減ったから頑張った💕 pic.twitter.com/mZ1dRJK5Ly

— おデブくん (@0_hb6) June 9, 2017

また、以下口コミは、2日のフルーツ断食で1.7kgの減量に成功した人のものです。 さらには、ダイエット効果以外にも体の軽さを実感したとのことです。

フルーツ断食2日目！！
体重1.7キロ減！！😃
3食フルーツてんこ盛りで食べても、40分で消化されちゃうから、太らない😃
こんなに身体が軽くてエネルギッシュな感じ若い高校生以来！ってくらい効果ある✨😃 pic.twitter.com/R8O5QdSGNb

— なか爺さん (@maimainakaji) January 12, 2018

この章では、フルーツ断食をおこなう際の注意点を紹介します。
紹介する注意点は、以下の2つです。

【フルーツ断食をおこなう際の注意点】 これより順番に説明していきます。

 

断食中は激しい運動は避けて、体を休ませましょう。貧血やめまいを引き起こす可能性があるからです。

フルーツを摂っているとはいえ、体には栄養が不足している状態になっています。
その状態で有酸素運動など激しい運動をおこなえば、貧血やめまいで転倒する可能性があるのです。

また、激しい運動はアドレナリンを分泌するため、空腹を感じやすくなります。
フルーツ断食中に空腹で苦しまないためにも、激しい運動は避けましょう。

なお、どうしても体を動かしてスッキリしたいという人には、ウォーキングやヨガなどの軽い運動がおすすめです。

 

断食中には、好転反応と呼ばれる不快な症状が起こる場合があります。
その症状は、頭痛や吐き気・発熱・動悸などさまざまです。

しかし、好転反応は身体が元の状態に戻る過程で一時的に起こる反応であり、病気ではありません。
好転反応が起きたからと言って、フルーツ断食を中断する必要はないのです。

しかし、横になっても落ち着かないなど我慢できないほどの症状が現れた場合は、かかりつけの医師に相談してください。

 

本記事では、フルーツ断食について解説しました。

フルーツ断食とは、断食期間中はフルーツと水しか口にしないという断食法です。
食べる頻度も決まっていないことから、初心者でも挑戦しやすくなっています。

ただし、断食期間中は好転反応と呼ばれる不快な症状が起こる可能性があります。
病気ではないものの、無理はせずに、しんどければ中断してください。

ぜひ本記事で紹介した実践方法などを参考にして、フルーツ断食に挑戦してください。