初心者でも挑戦しやすい朝だけ断食とは？やり方や効果・注意点2つも紹介

朝だけ断食とは、名前の通り、朝食に固形物を摂らない断食方法です。
昼ごはんと夜ごはんを食べられるため、断食によるストレスがかかりにくく、日中働いている人でも挑戦しやすくなっています。

現在、朝昼晩と食事を摂っている方が多いですが、1日3食の食事スタイルは胃腸を24時間働かせており、胃腸を疲れさせています。
胃腸が本来の働きを失うことにより、便秘や肌荒れなどさまざまな悪い状態を引き起こすのです。

しかし、朝だけ断食で朝の時間を胃腸の休憩時間に充てることで、胃腸は本来の働きを取り戻します。
午前中は体内の老廃物を排出する排泄の時間と言われており、断食に向いている時間帯です。

 

朝だけ断食のやり方はとてもシンプルで、起床後コップ1杯程度の水か白湯を飲むといったものです。
少しずつゆっくり飲むことで、空腹感を少し抑えられます。

また、午前中は食事から水分を摂取できないため、意識的に水分を摂るようにしてください。
1リットル程の水分が目安です。

なお、午前中に摂る水分にコーヒーやプロテインなど胃腸を刺激する飲み物は避けてください。
胃腸を休ませることを目的に断食をおこなっているにも関わらず、水分で胃腸を刺激してしまい、断食による効果を小さくしてしまうからです。

 

朝だけ断食は初心者でも挑戦しやすい断食法ですが、多くの効果があります。
朝だけ断食で得られる効果には、以下のようなものがあります。

【朝だけ断食で得られる効果】 朝だけ断食をおこなうと、ダイエットや肌荒れ改善・便秘解消・免疫力の向上などさまざまな効果が期待できます。

美容だけではなく、健康に関する効果も得られるため、少しでも気になる方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

なお、以下の記事で断食の効果について詳しく解説しています。
断食の効果についてさらに知りたい方はぜひ併せてご覧ください。

断食の効果5つ！成功させるためのやり方や実施期間・注意点も解説

 

この章では、朝だけ断食をおこなう際の注意点を説明します。
朝だけ断食の注意点は、以下の通りです。

【朝だけ断食をおこなう際の注意点】 これより順番に説明していきます。

 

お腹が空いたからと昼食を早めたり、朝にお腹が空かないように夕食を遅めたりすることは避けましょう。
胃腸を休ませるといった断食の目的を達成できないからです。

昼ごはんは12時以降・夜ごはんは20時までに摂ることを目安にしてください。
食事を摂らない時間が16時間以上になると、十分な効果を期待できます。

 

朝だけ断食を始めて期間が浅いうちに、好転反応が起こる場合があります。
好転反応とは、老廃物が血液中に流れ出ることで引き起こされる症状で、症状には以下のようなものがあります。

【好転反応の症状例】 好転反応は病気のサインではなく、断食によって体調が元の状態に戻っている途中のサインです。
上記の症状が出たからといって断食を中断する必要はないものの、我慢できない程つらい場合は無理せずに中断しましょう。

なお、以下の記事で好転反応について詳しく解説しています。
対処法も紹介しているため、気になる方はぜひ併せてご覧ください。

「断食中の好転反応って？」起こる理由や対処法4つをご紹介！

 

これまで、初心者が挑戦しやすい方法として朝だけ断食を説明してきました。
「どうしても朝食は食べたい」という人に向けて、朝だけ断食以外で初心者が挑戦しやすい断食法を紹介します。

【朝だけ断食以外で初心者が取り入れやすい断食法】 これより順番に説明していきます。

 

夜だけ断食とは、夜に固形物を摂らない断食法です。
朝ごはんと昼ご飯は食べられることから、午前の業務中に空腹でつらいという状態にはなりません。

基本的なやり方は朝だけ断食と同じです。
何時に食事を食べると決まっていませんが、食事を摂らない時間が16時間になるように調整してください。

なお、以下の記事で夜だけ断食について詳しく説明しているため、気になる方は併せてご覧ください。

夜だけ断食とは？メリットやデメリット・注意点をわかりやすく解説

 

月曜断食とは、月曜日に固形物を摂らない断食法です。
火～金曜は食べるものが制限されているものの、土・日曜日は好きなものを食べられます。

ルールを守ればお酒も飲めるため、さまざまな断食法の中でもストレスが少なくなっています。
週末は家族や友人と食事を楽しみたい人に向いている断食法です。

なお、以下の記事で月曜断食について詳しく説明しているため、気になる方は併せてご覧ください。

月曜断食のおすすめメニューを昼と夜ごとに紹介！6品のレシピも解説

 

本記事では、朝だけ断食について解説しました。

朝に固形物を摂らないといったシンプルなものであるため、無理な我慢は必要なく、初心者でも挑戦しやすくなっています。
ルールはシンプルであるものの、16時間程度は固形物を摂らないというルールは守ってください。



本記事で紹介した注意点を参考にして、朝だけ断食を成功させてくださいね。